たち‐うお【太刀魚】
スズキ目タチウオ科の海水魚。全長約1.5メートル。体は細長く側扁が著しい。尾端は糸状。歯は鋭い。体表はうろこがなくてグアニンで覆われ、銀白色。海中では頭を上にして、直立している。世界の暖海に分布...
たちゅうさいもん‐きょう【多鈕細文鏡】
古代鏡の一。凹面鏡で、背面の中心を外れたところに2、3個の鈕(ちゅう)(つまみ)があり、細い線による鋸歯(きょし)文を中心とした文様がある。中国の起源で朝鮮半島で発達し、日本では弥生時代の墳墓か...
た・つ【立つ】
[動タ五(四)] 1 ある場所にまっすぐ縦になっている。 ㋐足を伸ばしてからだを縦に支える。「通路に—・つ」 ㋑草や木が地に生える。「街路樹が—・つ」 ㋒長いものや高大なものが直立して位置する...
タフト‐ブラシ【tuft brush】
毛束が一つだけの歯ブラシ。歯の重なった部分や奥歯の裏など、一般的な歯ブラシではみがきにくい部分に用いる。
たべ‐かす【食べ滓】
1 食べ残した食物。また、食べてしまったあとの残り物。 2 食べたあと、歯の間に挟まったりして口中に残っているもの。
たらく‐とう【多楽島】
歯舞群島北端の島。第二次大戦後はソ連、のちにロシア連邦の統治下。
タリオ【(ラテン)talio】
被害者が受けたのと同種の害を加害者に加える処罰法。刑罰は犯罪に対する応報であるとする考え方に基づくもので「目には目を、歯には歯を」などの言葉で知られる。同害刑。同害報復刑。
たん‐か【啖呵】
1 《3が原義》喧嘩をする際などの、勢いよく言葉が飛び出す歯切れのよい言葉。 2 香具師(やし)が品物を売るときの口上。 3 (「痰火」と書く)せきと一緒に激しく出る痰。また、ひどく痰の出る病気...
啖呵(たんか)を切(き)・る
《痰火がなおると胸がすっきりするところから》歯切れのいい言葉で、勢いよくまくしたてる。「江戸っ子が威勢のいい—・る」
たんこう‐るい【単孔類】
単孔目の原始的な哺乳類の総称。肛門・尿管・卵管が、鳥類や爬虫(はちゅう)類のように単一の排泄孔(はいせつこう)に開く。卵生で、卵からかえった子は母親の腹部の乳腺から乳を飲んで育つ。歯はなく、口は...