ろく‐じゅう【六十】
1 10の6倍の数。 2 60歳。むそじ。
六十(ろくじゅう)にして耳(みみ)順(したが)う
《「論語」為政から》60歳で他人の意見に反発を感じず、素直に耳を傾けられるようになる。→耳順(じじゅん)
六十(ろくじゅう)の手習(てなら)い
60歳で習字を始めること。年をとってから物事を習うたとえ。
ろく‐ちじ【六知事】
禅宗寺院で、雑事や庶務をつかさどる六つの役職。都寺(つうす)・監寺(かんす)・副寺(ふうす)・維那(いの)・典座(てんぞ)・直歳(しっすい)の総称。
ロリータ【Lolita】
ナボコフの長編小説。1955年刊。中年の大学教授ハンバートが12歳の少女ドロレス(愛称ロリータ)に理想の女性像を見いだし、倒錯的な愛を注ぐ。「ロリータコンプレックス」などの語を生んだ。
ロンサム‐ジョージ【Lonesome George】
《「ひとりぼっちのジョージ」の意》ガラパゴス諸島ピンタ島の固有種であるピンタゾウガメの個体につけられた愛称。同種としては地球上で最後の一頭であったことからの名。推定年齢は100歳以上とされたが、...
ローザンヌ‐こくさいバレエコンクール【ローザンヌ国際バレエコンクール】
スイスのローザンヌで毎年行われるバレエコンクール。第1回は1973年。プロとしての活動実績がない15〜18歳を対象としており、新人ダンサーの登竜門と位置づけられる。
ロー‐ティーン
《(和)low+teen》十代前半(13歳〜15歳ぐらい)の年齢層。また、その年ごろの少年・少女。→ティーンエージャー
ローバー‐スカウト【rover scout】
18歳以上のボーイスカウト。ローバー。
わか‐えびす【若恵比須/若夷】
江戸時代、京坂地方で、元日の早朝に売り歩いた恵比須像を刷った札。門口にはったり、歳徳棚(としとくだな)に供えて福を祈った。《季 新年》「年や人にとられていつも—/芭蕉」