か‐こう【課口】
律令制で、調(ちょう)・庸(よう)・雑徭(ぞうよう)を負担する者。17歳以上の男子で、正丁(せいてい)・老丁・中男(ちゅうなん)・残疾(ざんしつ)の4種がある。課丁(かてい・かちょう)。
かごつるべさとのえいざめ【籠釣瓶花街酔醒】
歌舞伎狂言。世話物。8幕20場。3世河竹新七作。明治21年(1888)東京千歳座初演。吉原百人斬り事件に取材したもの。
かざり‐うり【飾り売(り)】
歳末にしめ飾りや門松など、正月の飾り物を売り歩くこと。また、その人。《季 冬》「行く人の後ろ見送り—/虚子」
かしら【頭】
[名] 1 人間や動物の首から上の部分。あたま。こうべ。「尾—つき」「—、右」「—に霜を置く」 2 髪の毛。頭髪。「—を剃(そ)る」 3 物のいちばん上、または先の部分。先端。「八歳を—に三人...
か‐じゅ【下寿】
長寿の段階を上中下に分けた下位の年齢。60歳とも80歳ともいう。→三寿
かずき‐ぞめ【被衣初め】
女子が5歳から7歳のころ初めて被衣を着ける儀式。昔は正月であったが、のちには11月の吉日に行うこととなった。江戸時代まで京都地方で行われていた風習。
かぞえ【数え】
「数え年」の略。「—で40歳になる」→満
かぞえ‐どし【数え年】
生まれた年を1歳とし、あと新年を迎えるごとに1歳ずつ加えた年齢。
かぞくせい‐アルツハイマーびょう【家族性アルツハイマー病】
アルツハイマー型認知症の一種。常染色体顕性遺伝を示し、65歳未満で発症する。遺伝性アルツハイマー病。FAD(familial Alzheimer's disease)。
かた‐おい【片生ひ】
[名・形動ナリ]十分に発育していないこと。また、そのさま。未成熟。かたなり。「八歳子(やとせこ)の—の時ゆ」〈万・一八〇九〉