ギブソン【ぎぶそん】
伊藤たかみの青春小説。平成17年(2005)刊行。14歳の少年達のバンドにかける情熱を描く。名称は米国の楽器メーカーの名から。
ぎむてき‐けいひ【義務的経費】
国や地方公共団体の歳出のうち、支出が法令などで義務付けられ、任意に縮減できない性質の経費。人件費・公債費・扶助費など。→裁量的経費
クオレ【(イタリア)Il Cuore】
《心・愛情の意》イタリアの小説家デ=アミーチスの児童小説。1886年刊。12歳の少年エンリコの学校生活を、1年間の日記を通してつづったもの。邦訳名「愛の学校」。クオーレ。 [補説]作中にある先生...
くさなぎのつるぎ【草薙の剣】
橋本治による小説。62歳から12歳まで、10歳ずつ年齢の違う6人の男性を主人公に各世代の人生を描く。雑誌「新潮」に連載ののち、平成30年(2018)刊行。第71回野間文芸賞受賞。
くしろ‐くうこう【釧路空港】
北海道釧路市にある空港。国管理空港の一。昭和36年(1961)開港。函館空港、新千歳空港とともに道内輸送の拠点を担う。愛称、たんちょう釧路空港。→拠点空港
国(くに)に杖(つえ)突(つ)く
《「礼記」王制による。古く、中国では70歳になると国中つえをついて歩くことを許されたところから》70歳になることをいう。
く‐ぬひ【公奴婢】
律令時代、個人所有の私奴婢に対して、官有の奴婢をいう。宮内省の官奴司(かんぬし)の管轄下で、労役に従事した。66歳以上は官戸(かんこ)、76歳以上は良民とされた。官奴婢(かんぬひ)。
くぶん‐でん【口分田】
1 大化の改新後、班田収授法により、人民に支給された田。6歳以上の良民の男子には二段(たん)、女子にはその3分の2、賤民のうち官戸・公奴婢(くぬひ)には良民と同額、家人・私奴婢には良民の3分の1...
くみ‐い・れる【組(み)入れる】
[動ラ下一][文]くみい・る[ラ下二]あるまとまりをもつものの中に、全体の一部となるような形で、他のものを加える。編入する。「メンバーに—・れる」「歳入に—・れる」
くもにまごううえののはつはな【天衣紛上野初花】
歌舞伎狂言。世話物。7幕。河竹黙阿弥作。明治14年(1881)東京新富座初演。2世松林伯円(しょうりんはくえん)の講談「天保六花撰(てんぽうろっかせん)」の脚色で、河内山宗俊(こうちやまそうしゅ...