しに‐ものぐるい【死に物狂い】
死ぬことも恐れないでがんばること。「—になって戦う」
しに‐やまい【死に病】
命の助かる見込みのない病気。しにやみ。死病(しびょう)。「もしひょっと—受けたりとも」〈浄・氷の朔日〉
しに‐よう【死に様】
「しにざま1」に同じ。
しに‐よく【死に欲】
死ぬまぎわになってもまだ欲が深いこと。また、死ぬ時期が近づくに従ってますます欲が深くなること。
しに‐わかれ【死に別れ】
死に別れること。死別(しべつ)。⇔生き別れ。
しに‐わか・れる【死に別れる】
[動ラ下一][文]しにわか・る[ラ下二]一方が死に、他方が生き残って永久に別れることになる。死別する。「親と—・れる」
し‐にん【死人】
死んだ人。しびと。死者。
しにんとしにひんしたひとをせんがいになげこむどれいせん【死人と死に瀕した人を船外に投げ込む奴隷船】
《原題、Slavers Throwing Overboard the Dead and Dying, Typhoon Coming On》ターナーの絵画。カンバスに油彩。縦91センチ、横123セ...
死人(しにん)に口(くち)無(な)し
死人は無実の罪を着せられても釈明することができない。また、死人を証人に立てようとしても不可能である。
し・ぬ【死ぬ】
[動ナ五][文][ナ四・ナ変]《古くはナ行変格活用。室町時代ころからナ行四段活用が見られるようになり、江戸時代には二つの活用が並存。明治以降はナ行四段(五段)活用が一般的になったが、なお「死ぬる...