なごり【名残】
《「余波(なごり)」から》 1 ある事柄が過ぎ去ったあとに、なおその気配や影響が残っていること。また、その気配や影響。余波(よは)。「台風の—の高波」「古都の—をとどめる」 2 人と別れるときに...
はい‐ざん【廃残】
人生に失敗して、おちぶれること。敗残。「—の生涯とは言いながら」〈藤村・家〉
はい‐ざん【敗残】
[名](スル) 1 戦いに敗れて生き残ること。「—兵」 2 傷つき、落ちぶれること。「—者」「幾星霜を閲してなかば—した山門の」〈花袋・春潮〉
む‐ざん【無残/無惨/無慙/無慚】
[名・形動] 1 (無慙・無慚)仏語。戒律を破って心に少しも恥じるところがないこと。「放逸—」「破戒—」 2 残酷なこと。乱暴なこと。また、そのさま。「—な仕打ちをする」 3 いたましいこと。あ...
ろう‐ざん【老残】
老いぼれて生きながらえていること。「—の身」