はん‐くう【半空】
天のなかほど。なかぞら。「—に仰ぎたる煙火の明滅を」〈芥川・開化の殺人〉
はんざいひがいしゃほしょう‐せいど【犯罪被害者補償制度】
殺人や傷害などの犯罪によって死亡した被害者の遺族や重大な傷害を受けた被害者本人に対して、国などが給付金を支給する制度。補償の対象となる被害など適格要件は国や地域によって異なる。日本では犯罪被害者...
はん‐や【半夜】
1 まよなか。夜半。また、子(ね)の刻から丑(うし)の刻まで。「—行人稀なる築地居留地を歩して」〈芥川・開化の殺人〉 2 一夜を二分したその半分。「—の宴」 3 江戸時代、京都島原・大坂新町など...
ひがいしゃさんか‐せいど【被害者参加制度】
殺人や傷害、業務上過失致死傷など一定の犯罪の被害者やその家族、および委託を受けた弁護士が、刑事裁判に直接参加することができる制度。事件担当の検察官を通じて裁判所に参加を申し出、許可されると、被害...
ひ‐ぞく【匪賊】
徒党を組んで略奪・殺人などを行う盗賊。
ひと‐ごろし【人殺し】
1 人を殺すこと。殺人。また、人を殺した者。殺人者。 2 (人を悩殺するの意から)美人のこと。「ここでの—小金といふ約束して」〈浮・一代男・三〉
びゃくやこう【白夜行】
東野圭吾の長編推理小説。平成11年(1999)刊。第122回直木賞候補作品。迷宮入りした殺人事件に関わった少年と少女をめぐる悲劇を描く。舞台化、ドラマ化、映画化作品がある。
ふかのう‐はんざい【不可能犯罪】
推理小説などで、常識的な考え方では実行できないと思われる犯罪。密室殺人など。
ふくしゅうするはわれにあり【復讐するは我にあり】
佐木隆三の長編小説。1960年代に発生した連続殺人事件「西口彰事件」を題材とする。昭和50年(1975)刊行。同年、第74回直木賞受賞。
を原作とする映画。今村昌平監督、昭和54年(197...
ぶ‐どう【無道/不道】
[名・形動]《「ぶとう」とも。「不道」の場合は「ふどう」とも》 1 人の道にはずれること。また、そのさま。非道。「悪逆—」「欲心に義を忘れたる五大院右衛門が心の程、希有(けう)なり、—なりと」〈...