ミステリアス【mysterious】
[形動]神秘的なさま。不可解なさま。「—な殺人事件」
ミステリ‐オペラ【ミステリ・オペラ】
山田正紀の長編推理小説。副題「宿命城殺人事件」。平成13年(2001)刊行。第55回日本推理作家協会賞受賞。
みたて‐さつじん【見立て殺人】
推理小説の題材として使われる殺人の一。伝説、物語、詩などに見立てて、殺人を犯したり、死体や殺害現場を装飾したりすること。童謡に見立てた場合は特に童謡殺人とよばれる。
みっ‐しつ【密室】
1 締めきって外から人が入れない部屋。「—殺人」 2 人に知られないようにした秘密の部屋。「地下の—に監禁される」
メルラーナがいのおそるべきこんらん【メルラーナ街の怖るべき混乱】
《原題、(イタリア)Quer pasticciaccio brutto de via Merulana》イタリアの小説家、ガッダによる前衛的な長編小説。1946年から1947年にかけて、文芸誌「...
モルグがいのさつじん【モルグ街の殺人】
《原題The Murders in the Rue Morgue》ポーの短編推理小説。1841年発表。パリのモルグ街で発生した、母親と娘の密室殺人事件を描く。
やつはかむら【八つ墓村】
横溝正史の推理小説。名探偵金田一耕助シリーズの一つ。昭和24年(1949)から翌年にかけ「新青年」上で発表。昭和13年(1938)に起きた大量殺人事件「津山事件」に着想したもの。
松田定次監...
やぶのなか【藪の中】
芥川竜之介の小説。藪の中で起こった殺人について、目撃者や当事者たちが語るが、その内容がそれぞれ食い違うために真相はわからないままとなる。大正11年(1922)発表。
やみ‐サイト【闇サイト】
犯罪などの違法行為を行ったり、誘発したりするウェブサイトの俗称。違法薬物や拳銃の売買、児童ポルノ画像の公開、殺人・恐喝・強盗など犯罪行為の請負、売春・集団自殺志願者の募集のほか、それらの情報交換...
ゆう‐し【遊子】
家を離れて他郷にいる人。旅人。「天涯の—たる予自身を」〈芥川・開化の殺人〉