きずついたやじゅう【傷ついた野獣】
伴野朗の短編推理小説、および同作を表題作とする小説集。作品は、昭和57年(1982)に「野性時代」誌に掲載。作品集は昭和58年(1983)の刊行で、ほかに「予定稿解除」「姿なき殺人鬼」など、全6...
きょうあく‐はん【凶悪犯】
残忍な犯罪を実行した者。 [補説]警察白書では、殺人・強盗・放火・強姦(強制性交等)の罪を犯した者をさす。
きょう‐こう【凶行/兇行】
殺人・傷害などの凶悪な行為。「—に及ぶ」「—現場」
きょう‐と【凶徒/兇徒】
殺人・謀反などの悪行を働く者。また、その仲間。
キラー【killer】
1 殺人者。殺し屋。 2 魅力で相手を悩殺する人。「マダム—」 3 野球で、特定の相手を抑える投手。あるいは打ち込む打者。「左投手—」 4 ゾウリムシや酵母で、毒素を出して同じ培養中の他系統のも...
きりさき‐ジャック【切り裂きジャック】
《Jack the Ripper》19世紀末の英国ロンドンで、売春婦を連続して惨殺した犯人の通称。事件は未解決で、今日でも猟奇的殺人の代名詞とされている。ジャック‐ザ‐リッパー。
ぎ‐そう【偽装/擬装】
[名](スル) 1 ある事実をおおい隠すために、他の物事・状況をよそおうこと。「心中に—した殺人」「—工作」 2 周囲のものと似た色や形にして姿を見分けにくくすること。特に、戦場などで行うもの。...
ぎょう‐ぜん【凝然】
[ト・タル][文][形動タリ]じっとして動かないさま。「—として彫塑の如く佇(たたず)めり」〈芥川・開化の殺人〉
くろいいえ【黒い家】
貴志祐介の小説。平成9年(1997)、第4回日本ホラー小説大賞を受賞し、同年に刊行。保険金殺人をテーマとするサスペンス。平成11年(1999)森田芳光監督により映画化。
グロテスク
桐野夏生の小説。平成15年(2003)刊。同年、第31回泉鏡花文学賞受賞。平成9年(1997)に東京で起きた未解決殺人事件をモチーフとする。