さがわくんからのてがみ【佐川君からの手紙】
唐十郎の小説。昭和56年(1981)、パリで起きた殺人・人肉食事件の犯人である日本人男性との手紙のやりとりをまとめた作品。昭和57年(1982)発表。同年、第88回芥川賞受賞。
さくい‐はん【作為犯】
人の積極的挙動(作為)によって犯される罪。殺人罪・窃盗罪など、犯罪の大部分はこれに属する。→不作為犯
さつ【殺】
[音]サツ(漢) サイ(漢) セツ(呉) [訓]ころす そぐ [学習漢字]5年 〈サツ〉 1 ころす。「殺意・殺害・殺菌・殺人/圧殺・暗殺・活殺・虐殺・自殺・銃殺」 2 そぎとる。なくす。「殺...
さつじん‐けん【殺人剣】
人を殺すために使う剣。殺人(せつにん)刀。⇔活人剣。
さつじん‐ざい【殺人罪】
故意に人を殺す罪。刑法第199条が禁じ、死刑または無期もしくは5年以上の懲役に処せられる。 [補説]以前は、直系尊属を殺す尊属殺人の最低刑を無期懲役とする刑法第200条があったが、平成7年(19...
サムのむすこ‐ほう【サムの息子法】
《Son of Sam law》犯罪の加害者が、手記を出版するなど、自らの犯罪を商業的に利用して得た利益を差し押さえ、被害者や遺族の賠償にあてることを義務づけた法律。1977年に米国ニューヨーク...
サンクチュアリ【Sanctuary】
フォークナーの長編小説。1931年刊。女子学生凌辱(りょうじょく)、殺人などの事件とその波紋のうちに現代の悪の根源を探る。
さん‐げき【惨劇】
悲惨な内容の演劇。転じて、殺人などのむごたらしい出来事。「—の舞台となった町」
ざい‐たい【罪体】
犯罪が行われた物体。殺人罪における死体、放火罪における焼失した家屋など。
ざい‐めい【罪名】
1 殺人罪・放火罪のように、犯罪の種類を表す名称。 2 その罪を犯したといううわさ。「—をすすぐ」