どく‐たけ【毒茸】
「どくきのこ」に同じ。《季 秋》「—のかさのうてなの溜水/誓子」
どく‐だち【毒断ち】
[名](スル)病気のとき、からだに害を及ぼしたり、服薬の妨げとなったりするような飲食物をとらないこと。どくだて。「これに大事は—あり」〈浮・永代蔵・三〉
どく‐ち【毒血】
病毒を含んだ血。悪血(おけつ)。
どく‐つぼ【毒壺】
⇒毒瓶
どくつる‐たけ【毒鶴茸】
テングタケ科のキノコ。有毒。夏から秋にかけて広葉樹林・針葉樹林などに生える。傘は直径5〜15センチで、丸形から平らに開く。柄の上部に鍔(つば)状の膜がある。全体が白色。猛毒で、中毒死の事例も多い。
どく‐づ・く【毒突く】
[動カ五(四)]相手に向かってひどい悪口を言う。ひどくののしる。「腹を立ててさんざん—・く」
どく‐とかげ【毒蜥蜴】
有鱗(ゆうりん)目ドクトカゲ科の爬虫(はちゅう)類の総称。下あごに毒腺(どくせん)をもち、毒性は強い。体長約50センチ。全身が細かいうろこで覆われ、黒色で淡紅色または黄色の斑紋がある。動作はにぶ...
どくどく‐し・い【毒毒しい】
[形][文]どくどく・し[シク] 1 いかにも毒が含まれているようである。「見るからに—・いキノコ」 2 強い悪意が感じられて、いかにも憎らしい。にくにくしい。「—・い捨てぜりふ」 3 色などが...
毒(どく)にも薬(くすり)にもならない
害もなく益もない。じゃまにもならないが、たいして役にも立たない。
どく‐にんじん【毒人参】
セリ科の越年草。高さ約2メートル。茎に紅紫色の斑点があり、葉は羽状に細かく裂けている。夏、白色の小花が多数咲く。有毒。特に果実にアルカロイドのコニインを多量に含み、古代ギリシャでは罪人の死刑に用...