あか‐め【赤目/赤眼】
1 疲れ・病気などのため、赤く充血した目。 2 虹彩(こうさい)の色素が少なくて、眼底の血の色が透けて赤く見える目。白ウサギの目など。 3 フラッシュを使って撮影した写真で、瞳が赤く写ること。ま...
アンカかんれん‐けっかんえん【ANCA関連血管炎】
抗好中球細胞質抗体(ANCA)によって引き起こされる血管炎の総称。過剰に活性化した好中球が全身の細い血管(細動脈・細静脈・毛細血管など)の内皮細胞を傷つけ、壊死性の血管炎を起こす。顕微鏡的多発血...
えら【鰓/腮/顋】
1 水中にすむ動物の呼吸器官。魚類のものは、ふつう櫛(くし)の歯のような鰓弁(さいべん)に毛細血管が分布し、これに触れる水から酸素をとり、二酸化炭素を出す。 2 人のあごの骨の左右に角をなす部分...
かいほう‐けっかんけい【開放血管系】
毛細血管がなく、動脈と静脈がつながっていない血管系。節足動物・軟体動物などにみられる。開放循環系。⇔閉鎖血管系。
けっ‐かん【血管】
体内各部に血液を送る管。動脈・静脈・毛細血管に分けられる。
けっかんかくちょうせい‐にくがしゅ【血管拡張性肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》毛細血管の増殖によって生じる良性の腫瘍。直径数ミリから1センチの赤く柔らかなしこりで、触れると出血しやすい。小さな傷が原因となって発症し、顔面・手指などに...
けっかん‐しゅ【血管腫】
血管組織からできる良性腫瘍(しゅよう)。普通は毛細血管の集合したもの。赤あざ。
けっかん‐しょう【血管床】
毛細血管などの微小血管とその周囲にある組織によって構成される領域。
けっかん‐へき【血管壁】
血管の内腔を囲む壁。毛細血管では内皮のみからなり、動脈・静脈では内膜・中膜・外膜の3層構造をとる。内膜は内皮とわずかな結合組織、中膜は平滑筋と弾性線維・膠原線維、外膜は結合組織からなる。
けっせんせいけっしょうばんげんしょうせい‐しはんびょう【血栓性血小板減少性紫斑病】
全身の細動脈や毛細血管に微小な血栓が詰まることで、血小板減少症・溶血性貧血・腎機能障害・発熱・精神神経症状が現れる、重篤な全身性疾患。指定難病の一つ。TTP(thrombotic thrombo...