毛(け)を吹いて疵(きず)を求む
《「韓非子」大体から》 1 人の欠点を強いて暴こうとする。 2 人の弱点を指摘しようとして、かえって自分の弱点をさらけ出す。
毛(け)を以(もっ)て馬(うま)を相(そう)す
《「塩鉄論」利議から。毛並みだけを見て馬のよしあしを判断する意》物事の価値を外見だけで判断することのたとえ。
もう【毛】
1 数の単位。1000分の1。また比率では、1割の1000分の1、1厘の10分の1。 2 尺貫法の単位の一。長さでは、1寸の1000分の1。重さでは、1匁の1000分の1。 3 貨幣の単位。1円...
もう【毛】
[音]モウ(呉) [訓]け [学習漢字]2年 〈モウ〉 1 け。「毛髪・毛筆・毛布/羽毛・紅毛・鴻毛(こうもう)・純毛・植毛・繊毛・梳毛(そもう)・多毛・体毛・脱毛・恥毛・羊毛・鱗毛(りんもう...
もう‐あそび
《「もう」は野原の意》沖縄諸島で、青年男女が夜なべ仕事を終えてから野外に集まり、三線(さんしん)や小太鼓に合わせて歌い踊る風習。もうあしび。 [補説]「毛遊び」とも書く。
もう‐い【毛衣】
1 哺乳動物の体表をおおう毛の全体をいう語。 2 毛皮でつくった衣服。けごろも。
もう‐えい【毛穎】
《「穎」は穂先の意》毛筆の異称。
もう‐かん【毛幹】
毛の、皮膚から外に露出している部分。
もう‐かん【毛管】
1 「毛細管」の略。 2 「毛細血管」の略。
もうかん‐げんしょう【毛管現象】
液体中に細い管を立てると、管内の液面が管外よりも高くなるか低くなる現象。液体の表面張力によって生じ、水のように管壁をぬらす場合には上昇する。吸い取り紙などにみられる。毛細管現象。