け‐づな【毛綱】
毛髪をより合わせて作った綱。
け‐とう【毛唐】
「毛唐人」の略。
けとう‐じん【毛唐人】
外国人を卑しめていう語。古くは中国人を、のちには欧米人をいった。
け‐どんす【毛緞子】
梳毛(そもう)糸を用いた緞子風の織物。カーテンやテーブル掛けなどに用いる。
けなが‐いたち【毛長鼬】
イタチ科の哺乳類。イタチに似るが体毛が長い。西アジアからヨーロッパにかけて分布。家畜化されたものはフェレットとよばれる。ポールキャット。においねこ。
けなが‐ねずみ【毛長鼠】
ネズミ科の哺乳類。体長26センチ、尾長34センチほどで、背中には長い剛毛がある。尾の先3分の1くらいが白いのでオジロネズミともいう。奄美大島・徳之島・沖縄本島にだけすむ。天然記念物。
けなし‐やま【毛無山】
山梨県南部・静岡県北部の県境にある山。天子山地の最高峰で、標高1964メートル。山腹に武田信玄が採掘した中山金山の遺跡がある。南麓に朝霧高原が広がり、富士山の眺望がよい。
け‐なみ【毛並(み)】
1 動物の毛の生えそろっているぐあい。「—の美しい馬」 2 種類。質。また、俗に、血筋・家柄。「—がいい」
けぬき【毛抜】
歌舞伎十八番の一。安田蛙文(やすだあぶん)ほかの合作。寛保2年(1742)大坂佐渡島(さどしま)座で初演の「雷神不動北山桜(なるかみふどうきたやまざくら)」の3幕目が独立したもの。小野家の錦の前...
け‐ぬき【毛抜き/鑷】
毛・とげなどをはさんで抜き取る金属製の道具。U字形で、先端がぴったり合わさるように内側に曲げてある。 [補説]作品名別項。→毛抜