ひゅっ‐と
[副] 1 物が風を切って飛ぶさま。「—矢を放つ」 2 造作なく行われるさま。「歌が直(ぢき)に—出る」〈滑・膝栗毛・四〉 3 確実であるさま。「わたしとこの草履は—丈夫で」〈滑・膝栗毛・四〉
ひょう‐もん【豹文/豹紋】
豹の毛皮の斑文。また、そのような文様。
ひょぐ・る
[動ラ四]小便などを勢いよく出す。「馬士(まご)うしろを向きて—・りながら」〈滑・膝栗毛・四〉
ひよく‐そう【比翼草】
オオバコ科の多年草。日当たりのよい山地に生え、高さ30〜60センチ。全体に白い毛がある。葉は卵円形で対生。夏、葉のわきから一対の柄を出し、淡紫色の小花を総状につける。
ヒヨス
《学名、(ラテン)Hyoscyamusから》ナス科の一・二年草。高さ約1メートル。全体に毛が密生する。葉は長卵形で羽状に浅く裂けていて、主脈が白い。初夏、汚黄色で壺状の花を横向きに開く。花の内面...
ひよどり‐じょうご【鵯上戸】
ナス科の蔓性(つるせい)の多年草。野原などに生える。全体に軟毛が密生し、葉柄で他に絡みつく。葉は卵形。夏から秋、葉と対生して花柄を出し、白い花を下向きにつける。花びらは5裂し、反り返る。実は丸く...
ひらいずみ【平泉】
岩手県南部、西磐井(にしいわい)郡の地名。北上川が貫流する。奥州藤原3代の栄えた地。平成23年(2011)、「平泉−仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」の名で、中尊寺・毛越寺・観自...
ひら‐め【平め/平目】
[名・形動ナリ] 1 比較的平たいこと。また、そのさま。「—なる皿の中に」〈滑・膝栗毛・五〉 2 平板であること。また、そのさま。「我が分際より言葉をも—に人に使ひ」〈仮・他我身の上・一〉
ひろず‐こが【広頭小蛾】
鱗翅(りんし)目ヒロズコガ科の昆虫の総称。小形のガで、頭部は直立した毛に覆われて幅広く見え、翅(はね)の幅は狭い。幼虫は乾燥した動植物質・毛皮などを食う。
ひん‐ど【貧土】
地味のやせている土地。生産物の乏しい土地。不毛な土地。