みる◦ようだ【見るようだ】
[連語]《動詞「みる」の連体形+比況の助動詞「ようだ」。近世江戸語》似たものとしてたとえる意を表す。「洗ひ粉の看板を—◦やうに、顔と手先ばかり白い女がゐらあ」〈滑・膝栗毛・初〉 [補説]近世後期...
ミンク【mink】
イタチ科の哺乳類。体はイタチより大きく、テンより小さい。毛は暗褐色で長く、密生した柔毛がある。北アメリカの森林の水辺にすみ、泳ぎが巧みで、魚・ザリガニ・カエルなどを捕食。繁殖させやすいので、毛皮...
むいか‐だれ【六日垂れ】
《「たれ」は「剃(そ)り」の忌み詞》生後6日目に赤子のうぶ毛をそること。また、その風習。産毛剃(うぶげそ)り。「—の、…食ひ初めのと」〈浄・嵯峨天皇〉
むかく‐わしゅ【無角和種】
和牛の一種。毛色は黒で、角がない。大正時代に黒毛和種と外国種のアバディーンアンガス種を交配して作られた。山口県が主産地。
むかご‐いらくさ【零余子蕁麻】
イラクサ科の多年草。山地に生え、高さ約60センチ。全体にとげ状の毛がある。葉の付け根にむかごができる。開花は夏。雌雄同株。
むか‐ばき【行縢/行騰】
遠行の外出・旅行・狩猟の際に両足の覆いとした布帛(ふはく)や毛皮の類。中世の武士は騎馬遠行の際の必需品とし、シカの皮を正式として腰から足先までを覆う長いものを着用した。現在も流鏑馬(やぶさめ)の...
む‐かんじょう【無勘定】
[名・形動]損得勘定を気にかけないこと。また、そのさま。「もとより一文おしみの百ぞんという—なもちまえながら」〈魯文・西洋道中膝栗毛〉
むぎ‐なでしこ【麦撫子】
1 ナデシコ科の一年草。高さ約80センチ。全体に長い毛が密生し、葉は線形で対生する。5、6月ごろ、紫色の5弁花を開く。ヨーロッパの原産。観賞用。麦仙翁(むぎせんのう)。 2 キク科の二年草バラモ...
むく【尨】
1 「尨毛(むくげ)」の略。 2 「尨犬(むくいぬ)」の略。
むく‐いぬ【尨犬】
むく毛の犬。毛のふさふさと垂れた犬。むく。