かんじき‐うさぎ【樏兎】
ウサギ科の哺乳類。足の毛が長く、雪の中を走るのに適する。冬は毛が白くなる。北アメリカ北部に分布。
かんじざいおういん‐あと【観自在王院跡】
岩手県西磐井(にしいわい)郡平泉町、毛越寺の東側にある寺院跡。藤原基衡の妻の建立と伝えられ、舞鶴が池を中心とする庭園を中心として、大阿弥陀堂・小阿弥陀堂などの遺構が残る。現在の阿弥陀堂は享保年間...
かんじょう‐し【管城子】
《韓愈「毛穎(もうえい)伝」から》筆の異称。「作者幸いに間暇を得なば、再び—をやといいれて」〈逍遥・当世書生気質〉
カンタリス【(ラテン)cantharis】
ツチハンミョウ科のマメハンミョウなどの甲虫を乾燥した薬剤。皮膚に水腫(すいしゅ)を生じさせる毒性のカンタリジンを含み、刺激剤として発泡・発毛・引赤(いんせき)などのため外用する。
間(かん)髪(はつ)を容(い)れず
《「説苑(ぜいえん)」正諫から。あいだに髪の毛1本も入れる余地がない意》少しの時間も置かないさま。「質問に—答えた」 [補説]「間、髪を容れず」と区切る。「かんぱつを、いれず」「かんぱつ、いれず...
かん‐もう【冠毛】
タンポポ・アザミなどの果実の上端に生じる毛状の突起。萼(がく)が変形したもので、風を受けて飛び、種子を散布するのに役立つ。
かん‐もう【換毛】
[名](スル)動物の毛が抜けかわること。人間や家畜ではたえず抜けかわるが、野生では毎年一定の時期に起こる。
かん‐よう【寒羊】
羊の一品種。モンゴル・中央アジアで飼われ、毛肉兼用種。尾に脂肪を蓄える。
かん‐れい【閑麗】
[名・形動]みやびやかでうるわしいこと。また、そのさま。「又築造の尤も—なるものは」〈総生寛・西洋道中膝栗毛〉
カージー【kersey】
紡毛織物の一種。紡毛糸を用いて綾織りにし、その後縮絨(しゅくじゅう)をほどこして起毛し、さらに逆毛仕上げをした丈夫な毛織物のこと。英国のサフォーク州の町カージーで作られ始めたことからの名。