け‐すじ【毛筋】
1 1本1本の髪の毛。毛。 2 髪をくしけずった跡の筋目。「—を立てる」 3 きわめて小さい物事のたとえ。「—ほどの迷いもない」 4 「毛筋立て」の略。
けすじ‐たて【毛筋立て】
髪の毛筋を正すための、柄の細長い櫛(くし)。毛筋棒。筋立て。
けすじ‐ぼう【毛筋棒】
「毛筋立て」に同じ。
け‐ずきん【毛頭巾】
毛皮で作った頭巾。古風な老人のかぶりもの。「手製(てづくり)の猿の皮の—を被(かぶ)った」〈鏡花・眉かくしの霊〉
け‐ずね【毛脛/毛臑】
毛深いすね。
けず・る【梳る】
[動ラ五(四)]《「削る」と同語源》くしで髪をとかす。くしけずる。「髪ノ毛ヲ—・ル」〈和英語林集成〉
け‐ぞめ【毛染(め)】
毛を染めること。また、その薬。
け‐だに【毛蜱】
赤色で体表に細かい毛を密生するダニの総称。体長1〜3ミリ。幼虫時代は昆虫・鳥・ネズミなどに寄生するが、成虫は地表で自由生活をする。タカラダニ科・ナミケダニ科・ツツガムシ科などを含み、広義にはハダ...
け‐だま【毛玉】
1 編物の毛糸などの一部が小さく寄り集まって、玉のようになったもの。 2 猫などの胃や腸の中にたまった毛がかたまって球状になったもの。毛づくろいなどで毛をのみ込むことによりできる。「—を吐く」
け‐だ‐もの【獣】
《毛の物の意》 1 全身に毛が生え、4足で歩く哺乳動物。けもの。 2 人間としての情味のない人をののしり卑しんでいう語。