ほっかいどう‐きゅうどじんほごほう【北海道旧土人保護法】
明治32年(1899)日本政府がアイヌ民族保護を名目に制定した法律。土地を給付して農耕民族化を進め、日本民族との同化を推し進めた。平成9年(1997)廃止。→アイヌ文化振興法
ホッラマーバード【Khorram Ābād】
イラン西部の都市。ロレスターン州の州都。ザグロス山脈の山中に位置する。名称は「ロルの土地」を意味し、遊牧民族のロル人が多く居住する。ササン朝ペルシア時代の城塞跡があることで知られる。
ホッロークー【Hollókő】
ハンガリー北部の村。スロバキアとの国境に近いチェルハート山地の谷間に位置する。かつてモンゴル人の襲来から逃れてカスピ海沿岸から移住したトルコ系クマン人の末裔(まつえい)、少数民族パローツが住む。...
ホブド【Khovd/Ховд】
モンゴル西部の都市。ホブド県の県都。アルタイ山脈の北西麓、ブヤント川沿いに位置する。オイラート族ジュンガル部の首長ガルダンが支配していたが、清朝により討伐。1730年に清朝が城を築いて統治の中心...
ほんしょう‐じん【本省人】
中華民国が台湾を統治する前から台湾に住んでいた漢民族のこと。→外省人
ボアズ【Franz Boas】
[1858〜1942]米国の文化人類学者。ドイツ生まれ。米国人類学の父と称される。カナダのエスキモーや、北米北西海岸のネイティブアメリカン調査・研究した。科学的人類学を唱えて進化主義的人類学を批...
ぼうめい‐しゃ【亡命者】
亡命した人。本国での政治的弾圧や宗教・民族的理由による迫害を避けるために、外国に逃れ、保護を求める人。→難民
ボヘミアのしゃにくさい【ボヘミアの謝肉祭】
《原題、(チェコ)Pražský karneval》スメタナの管弦楽曲。1882年から1883年にかけて作曲。「序奏とポロネーズ」の副題をもつ。さまざまな民族舞曲による組曲とする構想があったが、...
ぼ‐ほう【母法】
法の継受が行われた場合に、その模範・根源となる他国または他民族の法。⇔子法。
ぼよう【慕容】
古代北アジア遊牧民族の鮮卑の一部族。3世紀ごろから中国東北部に移住、4世紀初めには強盛となり、前燕・後燕・西燕・南燕などを建国。