えびす【夷/戎】
《「えみし(蝦夷)」の音変化》 1 「蝦夷(えぞ)」に同じ。「その国の奥に—といふものありて」〈今昔・三一・一一〉 2 都から遠く離れた未開の土地の人。田舎者。「かかることは—、町女(まちめ)...
エフタル【Ephtalite】
5世紀から6世紀にかけて大国家をつくり、中央アジアを支配した遊牧民族。6世紀後半、突厥(とっけつ)とササン朝ペルシアに滅ぼされた。 [補説]「嚈噠」「挹怛」とも書く。
エベンキ【Evenki】
シベリア・中国東北地方北部に住む少数民族で、エベンキ語を話す民族の自称。狩猟やトナカイの飼育を主な生業とする。旧称、ツングース族。
エポニム【eponym】
人名に由来する名称。カーディガンやワット、ドップラー効果などの類。 [補説]本来は名祖(なおや)(民族や土地などの名の起こりとなった人)の意。
エム‐エヌ‐エル‐エフ【MNLF】
《Moro National Liberation Front》モロ民族解放戦線。イスラム教徒が多数を占めるフィリピンのミンダナオ島の分離独立のため、ゲリラ組織として武装闘争を続けていた。197...
エム‐ピー‐エル‐エー【MPLA】
《(ポルトガル)Movimento Popular de Libertação de Angola》アンゴラ解放人民運動。ポルトガルの植民地だった1950年代から独立闘争が活発化し、1975年、...
えんたくものがたり【円卓物語】
平等と友情を期して円卓を囲んだ、アーサー王と配下の騎士たちの、冒険と恋の物語。ケルト民族の伝説であったが、12世紀以降ヨーロッパ各地に広まり、各種の騎士道物語の素材となった。→円卓の騎士
エー‐アイ‐エム【AIM】
《American Indian Movement》アメリカインディアンの民族自決運動。1968年結成。
エー‐エヌ‐シー【ANC】
《African National Congress》⇒アフリカ民族会議
エーゲ‐ぶんめい【エーゲ文明】
《Aegean civilization》前30〜前12世紀ころ、エーゲ海で栄えた青銅器文明。はじめ、非アーリア系地中海人によるクレタ文明を中心に展開し、のち、アーリア系民族によるミケーネ文明が...