おうしゅう‐きほんけんけんしょう【欧州基本権憲章】
欧州市民および欧州連合域内の住民の市民的・政治的・経済的・社会的権利について定めた憲章。尊厳・自由・平等・連帯・市民権・司法・一般規定の7章54条から成る。2000年12月に欧州理事会(EU首脳...
おうめい‐しゃ【嚶鳴社】
明治11年(1878)沼間守一(ぬまもりかず)が主宰した自由民権系の政治結社。明治6年(1873)結成の法律講義会を改称したもので、「嚶鳴雑誌」を刊行。同15年解散。
かいたくしかんゆうぶつはらいさげ‐じけん【開拓使官有物払い下げ事件】
明治14年(1881)、北海道開拓使長官の黒田清隆が、1400万円余を投じて得た船舶・鉱山などの官有物を、同郷の薩摩の政商五代友厚らの関西貿易商会に38万円余、無利子30年賦で払い下げようとして...
かぜにふかれて【風に吹かれて】
《原題Blowin' in the Wind》米国のシンガーソングライター、ディランの代表曲。1963年発表のアルバム「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」収録。プロテストソングとして知られ、公民...
かばさん‐じけん【加波山事件】
自由民権運動の一つで、明治17年(1884)、県令三島通庸(みしまみちつね)らの暗殺を計画していた栃木・茨城・福島の自由党員急進派16名が、9月に茨城県加波山を拠点に蜂起(ほうき)したが、間もな...
ぐんま‐じけん【群馬事件】
自由民権運動の一事件。明治17年(1884)群馬県高崎駅開通式に自由党員らが政府高官襲撃を企てたが果たせず、高利貸し・警察署を襲撃したが、食糧が尽きて解散。首謀者は逮捕された。
けいこくびだん【経国美談】
矢野竜渓の政治小説。前編は明治16年(1883)、後編は同17年刊。古代ギリシャのテーベの史実をかりて、自由民権論を主張したもの。
けん【権〔權〕】
[音]ケン(漢) ゴン(呉) [訓]はかり はかる はかりごと [学習漢字]6年 〈ケン〉 1 はかり。はかりのおもり。「権衡」 2 事の成否をはかり考える。「権謀」 3 他を従わせる力や勢い...
こう‐き【興起】
[名](スル) 1 勢いが盛んになること。また、盛んにすること。「民権を—し」〈福沢・文明論之概略〉 2 奮いたつこと。「人民をして観感—せしむることは」〈中村訳・西国立志編〉
こうみんけん‐うんどう【公民権運動】
米国の黒人が、人種差別の撤廃と、憲法で保障された諸権利の適用を求めて展開した運動。キング牧師が活躍。1954年に最高裁で、公立学校の人種分離教育への違憲判決が下されたのを機に高まりを見せ、196...