でん‐しょう【伝誦】
[名](スル)物語・叙事詩などを口から口へととなえ伝えること。「民話を—する」
とおの【遠野】
岩手県中東部の市。もと南部氏の一族八戸(はちのへ)氏の城下町。古くから南部駒の産地であり、馬の競り市が行われる。また柳田国男「遠野物語」で民話・伝説のふるさととして知られる。酪農や木工業が盛ん。...
にほんむかしばなし【日本昔噺】
巌谷小波の童話集。明治27年(1894)から明治29年(1896)に刊行。「桃太郎」「花咲爺」「浦島太郎」など、日本の各地に伝わる民話をまとめたもの。全24巻。
ねむれるもりのびじょ【眠れる森の美女】
ヨーロッパ各地の民話。美しい王女が、悪い魔法使いに呪(のろ)いをかけられて100年の眠りにつく。ペローやグリム兄弟の童話集などに収録。眠り姫。いばら姫。 《原題、(ロシア)Spyashcha...
バート‐ウィルドゥンゲン【Bad Wildungen】
ドイツ中部、ヘッセン州の町。古くから薬湯を湧出する温泉地として知られる。17世紀建造のバロック様式の城館、フリードリヒシュタイン城がある。グリム童話「白雪姫」は、この地の民話に基づくといわれてい...
ひこいちばなし【彦市ばなし】
木下順二の戯曲。彦市話を題材とする民話劇。昭和21年(1946)発表。狂言、歌舞伎、舞踊劇など、さまざまな形式で上演されている。
ひのとり【火の鳥】
《原題、(フランス)L'Oiseau de feu》ストラビンスキー作曲のバレエ音楽。1910年パリで初演。ロシア民話に基づくもの。 伊藤整の長編小説。昭和28年(1953)刊行。とある女優...
ビーンスターク【beanstalk】
豆の茎。また、英国民話「ジャックと豆の木」で主人公が手に入れた、一晩で大木のように成長する豆の木のこと。
へん‐ざい【遍在】
[名](スル)広くあちこちにゆきわたって存在すること。「全国に—する民話」
ほう‐こ【宝庫】
1 宝物を納めておく蔵。 2 資源などを多量に産出するところ。また、貴重なものを多く含んでいるもの。「民話は方言の—だ」