イデオロギー‐せいとう【イデオロギー政党】
幅広い国民の現実的な要求より、特定の政治思想の実現を教条的に重視する政党。→国民政党
いとくり‐うた【糸繰(り)歌】
民謡で、糸を紡ぎながらうたう仕事歌。糸取り歌。糸引き歌。紡ぎ歌。
いなか‐ぶし【田舎節】
1 民謡。 2 歌舞伎舞踊の中で、特に民謡を取り入れた伴奏音楽で踊る部分。 3 日本音楽で、陽旋法のこと。主に民謡に用いられるところから、明治中期に上原六四郎が命名。→都節(みやこぶし)
いな‐ぶし【伊那節】
長野県伊那地方の民謡。祝儀歌・盆踊り歌としてうたわれ、古くは御嶽山(おんたけさん)節といわれた。「天竜下ればしぶきに濡れる」は大正5年(1916)の新作歌詞。
イナリ【Inari】
フィンランド北部、ラップランド地方の町。同地方最大の湖、イナリ湖に面する。先住民サーミの暮らしや文化を紹介する博物館などがある。
いなり‐しんこう【稲荷信仰】
稲荷神、および稲荷神社に対する信仰。田の神の信仰など稲作との結びつきが強く、後世は商売繁盛の守り神ともされる。狐を稲荷神の使いとする俗信も加わって民間に広まった。
イニシアチブ【initiative】
《「イニシアティブ」とも》 1 物事を率先してすること。首唱。先導。「日本の—で国際会議をすすめる」 2 主導権。「業界で—を発揮する」「交渉の—を取る」 3 国民が自発的に立法に関する提案を行...
いにょう‐ち【囲繞地】
民法上、他の土地(袋地(ふくろち))を囲む周囲の土地。袋地所有者は公路に出るためこの土地の通行権をもつ。
いにん‐とうち【委任統治】
第一次大戦後、国際連盟の委任のもとに、戦勝国が敗戦国の植民地などに対して行った統治。国際連合の信託統治の前身。→信託統治
いぬ‐ざんしょう【犬山椒】
ミカン科の落葉低木。山野に自生。サンショウに似るが、茎のとげは1本ずつ離れてつき、互生する葉には悪臭がある。雌雄異株。夏、緑色の小花が群生。果実・葉は民間で薬用とする。《季 秋》