かくり‐ぶんぷ【隔離分布】
生物学で、ある種が離れた場所に不連続に分布していること。かつては広域に分布していたが、気候や海水面の変動などによって、不連続に残存する例や、元はある領域に分布していた種が大陸移動によって離れて分...
かせき‐しょう【化石賞】
《Fossil Award》地球温暖化対策に消極的な国に対して、皮肉を込めて授与される不名誉な賞。正式名称は「本日の化石賞」。気候変動枠組条約締約国会議(COP)や事前に開かれる国連の会議の会期...
かっしょく‐しんりんど【褐色森林土】
温帯湿潤気候下の落葉広葉樹林帯に分布する褐色の土壌。表層は腐植を含んで黒褐色、下層は酸化鉄により褐色を示す。褐色土。
かふん‐ぶんせき【花粉分析】
地層の堆積物中に含まれている花粉や胞子を層別に調べ、その消長によって過去の植物の分布・変遷や当時の気候などを推定すること。
かみかわ‐ぼんち【上川盆地】
北海道中央部の盆地。気候は内陸性。米作が盛ん。旭川市がある。
かんきょう‐なんみん【環境難民】
大規模な環境変化によって、住んでいる地を離れざるを得ない人々。気候変動による砂漠化や海面上昇のほか、熱帯雨林の焼畑農業や過放牧、過剰な灌漑(かんがい)農法などによる土壌荒廃により、生活が困難にな...
かんきょうパフォーマンス‐しすう【環境パフォーマンス指数】
各国政府・民間による環境政策の実績や環境の持続可能性を、大気汚染・気候変動・生物多様性・生態系サービスなど、30を超える指標から算出したもの。2002年以降、毎年スイスのダボスで開かれる世界経済...
カンクン‐ごうい【カンクン合意】
2013年以降の地球温暖化対策の国際的な枠組み。2010年12月にメキシコのカンクンで開催された国連気候変動枠組み条約第16回締約国会議(COP16)で採択された。京都議定書を離脱した米国、温室...
かんそう‐きこう【乾燥気候】
雨量が少ないため樹木が生育せず、最暖月の平均気温がセ氏10度以上の気候。ケッペンの気候区分における符合はB。より乾燥し植物が見られない砂漠気候(BW)とやや湿潤なステップ気候(BS)に分けられる。
かんそう‐たい【乾燥帯】
乾燥気候の地域。南北の回帰線付近の緯度で、大陸の西側に多い。