うさ‐ばらし【憂さ晴(ら)し】
[名](スル)苦しさやつらさを、何かで紛らして除いたり忘れたりすること。気晴らし。気散じ。「酒を飲んで—する」
うっ‐さん【鬱散】
ふさいだ気分を晴らすこと。うさ晴らし。気晴らし。
エンターテインメント【entertainment】
《「エンターテイメント」とも》 1 娯楽。気晴らし。また、そのための催し。 2 演芸。余興。
き‐のばし【気延ばし/気暢ばし】
気晴らし。「—ニ笛ヲ吹ク」〈和英語林集成〉
き‐ほよう【気保養】
《「きぼよう」とも》楽しんだりのんびりしたりして、心を休めること。気晴らし。「久し振りに好い—をしました」〈漱石・彼岸過迄〉
こころ‐なぐさ【心慰】
気散じ。気晴らし。気慰み。「吾妹子(わぎもこ)が—に遣らむため沖つ島なる白玉もがも」〈万・四一〇四〉
こころ‐ばらし【心晴(ら)し】
憂さ晴らし。気晴らし。「そこで、—に、何気なく塔の奥へ行って見ると」〈芥川・運〉
こころやり‐どころ【心遣り所】
心を慰める所。気晴らしをする所。「いかならむ仏の国にかは、かやうの折ふしの—を求めむと見えたり」〈源・匂宮〉
こころ‐ゆかし【心行かし】
心が晴れるようにすること。気晴らし。心ゆかせ。「此油画を見るのが一個(ひとつ)の—に思われて」〈紅葉・多情多恨〉
心(こころ)を遣(や)・る
1 心の憂さを晴らす。気晴らしをする。「花盛り、紅葉盛りなどにものし給ひて、心やり給ふ所あり」〈宇津保・春日詣〉 2 得意になる。思うままに事をする。「わが心得たる事ばかりを己(おの)がじし—・...