き‐こつ【気骨】
自分の信念を守って、どんな障害にも屈服しない強い意気。「—のある若者」
き‐こん【気根】
植物の地表に出ている茎あるいは幹から出て、空気中に現れている根。タコノキ・トウモロコシなどにみられる。
き‐こん【気根/機根】
1 一つの物事にじっと耐える精神力。根気。気力。「少しは長い手紙を書く—も付き」〈蘆花・思出の記〉 2 仏語。すべての人に備わる、教えを受けて発動する能力・資質。根機。機。
き‐こん【気魂】
たましい。精神。
きこん‐に【気根に】
[副] 1 根気のあるさま。「先から—弾きやす」〈洒・売花新駅〉 2 気ままに。自由に。「そんなら—呑みなせえ」〈洒・粋町甲閨〉
き‐ごころ【気心】
その人が本来もっている性質や考え方。「—が通じる間柄」「—の知れた仲間」
き‐ごみ【気込み】
一心になること。意気ごみ。「洋行する時には大変な—で」〈漱石・三四郎〉
き‐さ【気差】
⇒大気差
き‐さき【気先】
気力の発するところ。気勢。「—をくじく」
き‐さく【気さく】
[形動][文][ナリ]人柄がさっぱりしていて、こだわらないさま。気取りがなく親しみやすいさま。「—な人柄」「—に話し掛ける」