き‐ほよう【気保養】
《「きぼよう」とも》楽しんだりのんびりしたりして、心を休めること。気晴らし。「久し振りに好い—をしました」〈漱石・彼岸過迄〉
き‐ぼね【気骨】
心づかい。気苦労。心配。
気骨(きぼね)が折(お)・れる
あれこれ気を使って精神的に疲れる。気疲れする。「新人の教育は何かと—・れる」 [補説]「気骨」を「きこつ」と読むと、「信念を守りぬく強い意気」の意となる。したがって、「きこつがおれる」と読むのは誤り。
き‐まえ【気前】
1 さっぱりした気性。特に、金銭などを出し惜しみしない性質。「—よく金を出す」「—を見せる」 2 気だて。心だて。「—が悪い」
気前(きまえ)がよ・い
金や物を出し惜しみしない。けちけちしない。「金回りがよいのか最近妙に—・い」
き‐まかせ【気任せ】
[名・形動]自分の思いのまま、気の向くままにすること。また、そのさま。気まま。「—な旅に出る」
き‐まぐれ【気紛れ】
[名・形動] 1 気が変わりやすいこと。その時々の思いつきや気分で行動すること。また、そのさま。「—な性格」「—に習い事を始める」 2 物事の変わりやすいこと。また、そのさま。「—な秋の空」
きまぐれ‐てんき【気紛れ天気】
晴雨の定まらない変わりやすい天気。
き‐まず・い【気まずい】
[形][文]きまづ・し[ク]互いの気持ちがしっくりと合わず不快なさま。打ち解けず、気づまりなさま。「友人との間が—・くなる」「—・い雰囲気」 [派生]きまずげ[形動]きまずさ[名]
き‐まま【気儘】
[名・形動] 1 遠慮や気がねをせずに、自分の思うままに行動すること。また、そのさま。「—な独り暮らし」 2 わがままに振る舞うこと。また、そのさま。「—な言いぐさ」 →勝手(かって)[用法] ...