気(き)を引(ひ)・く
相手の関心をこちらに向けさせる。また、それとなく相手の心を探る。「相手の—・く発言をする」
気(き)を回(まわ)・す
必要以上にあれこれ考える。よけいな憶測や邪推をする。「変に—・しすぎる」
気(き)を持(も)た・せる
意味ありげな言動をして、相手に期待などを抱かせる。
気(き)を揉(も)・む
心配してやきもきする。
気(き)を許(ゆる)・す
相手を信用して警戒心や緊張をゆるめる。「—・したのが間違いだった」
気(き)を良(よ)く◦する
思いどおりになって、いい気持ちになる。「評判がよいのに—◦する」
気(き)を悪(わる)く◦する
不愉快な気分になる。機嫌を悪くする。「心ない言葉に—◦する」
ぎ【気】
[語素]名詞の下に付いて、それにふさわしい性質・気質・気性などの意を表す。「男—」「商売—」
ぎ‐み【気味】
[接尾]名詞や動詞の連用形に付いて、そのような傾向やようすがある意を表す。「風邪—」「焦り—」「太り—」
け【気】
[名] 1 そのものがもつ要素や傾向。また、それが感じられる状態・気配。「火の—」「血の—」「泣き上戸の—がある」 2 そのものから発して、その存在を感じとらせるもの。気体状のもの。におい。味...