いり‐つ・く【煎り付く/炒り付く】
[動カ五(四)]煮つめられて水気がなくなる。焦げつくようになる。また、音声や情景などが耳や目にこびりつくことにたとえる。「代助の頭には今見た光景ばかりが—・く様に踊っていた」〈漱石・それから〉...
いり‐つ・ける【煎り付ける/炒り付ける】
[動カ下一][文]いりつ・く[カ下二]水気のなくなるまで煮つめる。また、音声や情景などを耳や目にこびりつかせることにたとえる。「卵を—・ける」「—・ける様な油蝉の声が」〈長塚・土〉
いり‐どうふ【煎り豆腐/炒り豆腐】
豆腐の水気を切り、つぶして調味料を加え、煎りつけた料理。
いり‐やき【煎り焼(き)/炒り焼(き)】
たれをつけた肉や魚などを、鍋で水気がなくなるまで焼くこと。また、その料理。
い・る【煎る/炒る/熬る】
[動ラ五(四)]火にかけて、水気がなくなるまで煮つめる。また、鍋などに入れて火であぶる。「豆を—・る」 [補説]「煎」は火で熱し焦がす、「炒」は鍋などで熱し焦がす、油でいためる、「熬」は焦がす、...
きれ【切れ】
[名] 1 ㋐物の切れ端。「板の—」「布—」 ㋑(「布」「裂」とも書く)織物を切ったもの。また、織物。布(ぬの)。「木綿の—」「余り—(ぎれ)」 ㋒書画などの、古人の筆跡の断片。断簡。「高野—...
くちゅ‐くちゅ
[副](スル)少量の水分・水気を含んで動かすさま。また、その際のやや高い音。「歯磨き後に口を—(と)すすぐ」
ぐしゃ‐ぐしゃ
[副](スル) 1 水気を多く含むさま。「雨上がりの—(と)した山道」 2 形が崩れているさま。乱れているさま。「段ボール箱を—(と)つぶす」 [形動] 1 1に同じ。「涙でハンカチが—に...
ぐちゃ‐ぐちゃ
[副](スル) 1 水分を多く含んでやわらかくなったり形が崩れたりしているさま。また、そういうものをつぶしたり、まぜたりしたときの音を表す語。「—した雪どけ道」 2 愚痴や不満などをしつこく言...
ぐちゃり
[副]水気を多く含んだものがつぶれたりしたときの音を表す語。「卵が—と割れる」