きく‐の‐したみず【菊の下水】
菊の根もとを流れている水。これを飲むと長生きするとされた。「山川の—いかなれば流れて人の老いを堰(せ)くらむ」〈新古今・賀〉
き‐すい【汽水】
淡水と海水がまじり合った塩分の少ない水。深く入り込んだ湾や河口部の海水。
きちがい‐みず【気違い水】
《飲むと正気を失うことがあるところから》酒のこと。
きっ‐すい【喫水/吃水】
船舶が水に浮いているときの、船体の最下端から水面までの垂直距離。船脚(ふなあし)。
き‐みず【生水】
わき出た、天然のままの水。
君(きみ)は舟(ふね)臣(しん)は水(みず)
《「荀子」王制から》主君と臣下とは舟と水のような関係で、主君は臣下によってその位置を保ったり、また、くつがえされたりする。
キャップレス‐ぼうすい【キャップレス防水】
特別なカバーがなくても防水性能をもつこと。また、そのような端子。携帯電話・スマートホンのイヤホンジャックやUSB端子などでいう。
きゅう‐すい【吸水】
[名](スル) 1 水を吸い取ること。「—性」 2 植物が生育に必要な水を外界から取り入れること。一般に根から行うが、藻類・コケ類などでは水との接触面から行う。
きゅう‐すい【汲水】
[名](スル)水をくみ上げること。「—ポンプ」
きゅう‐すい【給水】
[名](スル)水、特に飲料水を供給すること。また、その水。「—制限」