せいり‐しょくえんすい【生理食塩水】
体液、特に血清と浸透性を等しく作った食塩水。輸血・補液や注射用薬剤の溶媒として用いるほか、摘出した器官や組織を生きたまま保存するときに使用。人間などの定温動物では0.85〜0.9パーセントのもの...
せいりょう‐いんりょうすい【清涼飲料水】
炭酸などを含み、飲むと清涼感があって、甘味をもち、アルコールを含まない飲料の総称。食品衛生法では、容器入りの水や炭酸水・炭酸飲料・果汁飲料・乳酸飲料などをいい、成分・製法などが規格化されている。...
せいりょく‐さんすい【青緑山水】
群青(ぐんじょう)・緑青(ろくしょう)などを用いて彩色した山水画。水墨山水に対していう。→金碧山水(きんぺきさんすい)
せおいみず【背負い水】
荻野アンナの短編小説。平成3年(1991)発表。同年、第105回芥川賞受賞。
せき‐すい【積水】
あつまりたまった水。海水・湖水などをいう。「—千丈の底なる美の窟宅を」〈鴎外訳・即興詩人〉
せき‐の‐しみず【関の清水】
滋賀県大津市、逢坂(おうさか)の関跡付近にあった清水。関水。[歌枕]「手もたゆく扇の風もぬるければ—にみなれてぞゆく」〈曽丹集〉
せき‐みず【関水】
関所のほとりの川やわき水。特に、逢坂(おうさか)の関のほとりの川。「あまたたび行きあふ坂の—に今はかぎりの影ぞ悲しき」〈千載・雑中〉
せ‐すい【世水】
「世界水泳」「世界水泳選手権大会」の略称。
せっかい‐すい【石灰水】
水酸化カルシウムの飽和水溶液。強いアルカリ性を示し、二酸化炭素を通じると炭酸カルシウムを生じて白濁する。
せっ‐すい【節水】
[名](スル)水をむだに使わないようにすること。「夏の間—する」