ひょうとうのぎょふ【氷島の漁夫】
《原題、(フランス)Pêcheur d'Islande》ロチの小説。1886年刊行。ブルターニュの漁村と北海を舞台に、漁師の若者と資産家の娘の悲恋を描く。
ひょう‐どう【氷洞】
一年中、氷が溶けない洞窟。ふつう、寒冷地や冷涼地の溶岩洞や鍾乳洞にみられるものをさすが、氷河内のトンネル状の構造をいう場合もある。氷穴。
ひょう‐のう【氷嚢】
氷片や水を入れて患部を冷やすのに用いるゴム製などの袋。こおりぶくろ。
ひょう‐の‐せん【氷ノ山】
兵庫・鳥取県境にある山塊。主峰は須賀ノ山(せん)で標高1510メートル。
ひょうのせんうしろやまなぎさん‐こくていこうえん【氷ノ山後山那岐山国定公園】
兵庫・鳥取・岡山の3県境一帯の国定公園。中国山地の蘇武岳・氷ノ山・三室山・後山・那岐山や高清水高原などからなる。
ひょう‐ばく【氷瀑】
1 滝が氷結すること。また、氷結した滝のこと。 2 ⇒アイスフォール
ひょう‐ばん【氷盤】
広範囲に張りつめた氷の面。《季 冬》
ひょう‐へき【氷壁】
氷河の末端や氷山などの絶壁。また、氷におおわれた岩壁。《季 冬》
ひょう‐へん【氷片】
氷のかけら。「寒さは強く、路上の雪は稜角ある—となりて」〈鴎外・舞姫〉
ひょう‐ほう【氷棚】
⇒棚氷