はん‐か【般化/汎化】
《generalization》心理学で、一定の条件反射が形成されると、最初の条件刺激と類似の刺激によっても同じ反応が生じる現象(刺激般化)。これに対して、同一の刺激がさまざまな反応を引き起こす...
はんか‐のうりょく【般化能力/汎化能力】
パターン認識などの機械学習をしたコンピューターによる、未学習の類似の問いについても正しい答えを導く能力。
はん‐かんすう【汎関数】
関数を変数とし、実数または複素数の値をとる関数。例えば、「x=1からx=2までの区間で、関数y=f(x)が表すグラフの長さ」などがこれにあたる。
はんゲルマン‐しゅぎ【汎ゲルマン主義】
ドイツが盟主となり、ゲルマン民族による世界制覇を実現しようとする思想・運動。19世紀末から、ドイツ帝国が政策化してバルカン・中近東などへの進出をはかったが、第一次大戦で挫折(ざせつ)。その多くは...
はん‐しょう【汎称/泛称】
[名](スル)同類のものを広くひっくるめて呼ぶこと。また、その呼び名。総称。「赤色をしたトンボを赤トンボと—する」
はんしょく‐かんぱん【汎色乾板】
⇒パンクロマチック
はんしん‐きょう【汎神教】
世界のすべてのものは神の現れにほかならないとする宗教。
はんしん‐ろん【汎心論】
《panpsychism》生物・無生物に関係なく万物に心があるとする宗教・哲学観。
はんしん‐ろん【汎神論】
《pantheism》万物は神の現れであり、万物に神が宿っており、一切が神そのものであるとする宗教・哲学観。古くはウパニシャッドの思想、ストア学派の哲学、近代ではスピノザの哲学など。万有神論。パ...
はんスラブ‐しゅぎ【汎スラブ主義】
スラブ系諸民族の連合・統一をめざした思想・運動。バルカン半島や東欧におけるスラブ民族の、トルコやオーストリアの支配からの解放運動として始まり、19世紀後半、ロシアの南下政策と結びつき、ドイツ‐オ...