せい‐かん【制汗】
発汗を抑えること。「—剤」
たい‐かん【大汗】
モンゴル民族の皇帝に対する称号。1206年のチンギス=ハンの即位に始まる。
たま‐の‐あせ【玉の汗】
玉のように吹き出した大粒の汗。《季 夏》「美しき詞(ことば)にも似ぬ—/杉風」
だいしょうせい‐はっかん【代償性発汗】
手掌多汗症などの局所多汗症の治療のため胸部交感神経遮断術を受けた後にみられる副作用。手のひら・足の裏・腋などの発汗が抑えられる代わりに、背・腰・腹・大腿部に温熱性発汗が増える。
血(ち)と汗(あせ)
激しい情熱と努力のたとえ。「—の結晶」
ち‐の‐あせ【血の汗】
大変な苦しみや努力をしたときに出る汗のたとえ。「—を流して稼ぐ」
て‐あせ【手汗】
手のひらにかく汗。
とう‐かん【盗汗】
「寝汗(ねあせ)」に同じ。
ね‐あせ【寝汗/盗汗】
眠っている間にかく汗。悪夢を見たときなどのほか、肺結核など病気の一症状として現れることもある。とうかん。「—をかく」
ねっ‐かん【熱汗】
熱気によって吹き出す汗。