くう【空】
[名] 1 天と地との間。大空(おおぞら)。空間。「—を切る」「—をつかむ」 2 《(梵)śūnyaの訳。うつろであること、ない、の意》仏語。すべての事物はみな因縁によってできた仮の姿で、永久...
くされ【腐れ】
[名] 1 腐ること。また、腐ったもの。「—が出る」 2 気持ちがめいること。「気の—」 3 月経。「藪入りは—を抜いて願ふなり」〈柳多留・四〉 [感]《もしこれが偽りなら口が腐ってもよいの...
口(くち)が裂(さ)けても
秘密などを決してもらさない決意を表すのにいう言葉。「—言えない」
くれ‐ぐれ【呉呉】
[副]繰り返し繰り返しするさま。念を入れるさま。「決して素生を明かしてくれるなと—お頼みでしたから」〈鉄腸・花間鶯〉
君子(くんし)は交(まじ)わり絶(た)ゆとも悪声(あくせい)を出(いだ)さず
《「史記」楽毅伝から》君子は交際を絶ったあとでも、決して相手の悪口を言わない。
グローバル‐じんざい【グローバル人材】
国際社会の中で、言語・文化・価値観の異なる多様な人々と意思・感情・思考を伝達しあい、主体的に課題を解決していくことができる人。
けんかくしょうばい【剣客商売】
池波正太郎の時代小説。無外流の剣客、秋山小兵衛とその息子の大治郎が、さまざまな事件を解決していく。昭和47年(1972)発表、昭和48年(1973)第1巻刊行。連載は平成元年(1989)まで続き...
けん‐ぱい【倦憊】
[名](スル)物事にあきて疲れること。「西山塾の空気は決して僕等を昏睡に導かず、卑屈に陥れず、—させず」〈蘆花・思出の記〉
こう‐ぜん【公然】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 世間一般に知れ渡っているさま。また、他人に隠さずおおっぴらにするさま。「—と酒を飲む」「—たる事実」 2 不特定または多数の人が知ることのできる状態にあるさ...
こぼ・つ【毀つ】
[動タ五(四)]《古くは「こほつ」》 1 こわす。破壊する。「その形の美しさはまだ決して—・たれてはいなかった」〈三島・美徳のよろめき〉 2 そりとる。けずる。「並ぶ頭の…片端剃(そ)るやら—・...