きめ【決め/極め】
約束。きまり。とりきめ。「仲間うちの—を守る」
きめ‐うち【決め打ち】
[名](スル) 1 囲碁などで、あらかじめ手を決めておき、その通りに打つこと。 2 物事の展開や結論を前もって決めておき、それに向けて行動すること。「増税を—することはない」
きめ‐こ・む【決め込む/極め込む】
[動マ五(四)] 1 事実がどうであろうと、自分で勝手にそうだと決める。思い込む。「できないと—・んでいる」 2 そうすることに決めて押し通す。意図的にそうする。「ねこばばを—・む」 3 そのつ...
きめ‐ごと【決め事】
お互いに合意して決めた約束や規則。決まり事。「町内の—を守る」
きめ‐ぜりふ【決め台詞】
演劇などで、最高潮に達したときや区切りの場面に決まって言う、気の利いたせりふ。
きめ‐だま【決め球】
⇒ウイニングショット
きめ‐つ・ける【決め付ける/極め付ける】
[動カ下一][文]きめつ・く[カ下二] 1 一方的に断定する。「最初から犯人と—・ける」 2 一方的にきびしくしかりつける。「いらいらしているしず子は、あたまから弟を—・けた」〈山本有三・真実一路〉
きめ‐て【決め手/極め手】
1 物事の真偽や勝負事での勝ち負けを決定する手段・方法。また、そのよりどころ。「—を欠く」「物的証拠が—となる」 2 物事を最終的に決める人。
決(き)めてかか・る
初めからそうなると思い込む。「第一球はストレートがくると、—・る」
きめ‐どころ【決め所/極め所】
1 物事の決着をつけるのに都合のよい箇所。また、その時機。「ここが勝負の—だ」 2 要所。急所。「湯風呂に長入りして磨けども、—を知らぬゆゑ、結句ただれたやうにてむさくろし」〈浮・敗毒散・一〉