けい‐よく【啓沃】
《心中を啓(ひら)いて、他人の心に沃(そそ)ぎ入れる意》心に思うことを隠さずに主君に申し上げること。「五百(いお)の—も与って力があったであろう」〈鴎外・渋江抽斎〉
こう‐よく【膏沃】
[名・形動]「膏腴(こうゆ)」に同じ。
ひ‐よく【肥沃】
[名・形動]土地が肥えていて、農作物がよくできること。また、そのさま。「—な地」
ほう‐よく【豊沃】
[名・形動]土地が肥沃で作物のよく実ること。また、そのさま。「—な(の)地」
よく【沃】
[常用漢字] [音]ヨク(漢) ヨウ(エウ)(慣) 〈ヨク〉 1 水をそそぐ。「沃灌(よくかん)」 2 地味が肥えている。「沃土・沃野/肥沃・豊沃」 〈ヨウ〉元素の名「ヨード」の音訳「沃度(...