おき‐がかり【沖掛(か)り/沖繋り】
船が沖に停泊すること。
おき‐ことば【沖言葉/沖詞】
漁師や船乗りが海上で使うことを忌む言葉。転じて、その代わりとして使う言葉。「ながもの(蛇)」「こまもの(イワシ)」「えびす(鯨)」などの類。
おき‐さわら【沖鰆】
ウシサワラの別名。また、サワラをいうことがある。
おき‐しじみ【沖蜆】
マルスダレガイ科の二枚貝。内海の砂泥地にすむ。貝殻は円形でやや膨らみ、殻長約5センチ。殻表は黄褐色、周縁が紫色で、成長脈がはっきりしている。食用。
おきしん‐ほう【沖振法】
⇒沖縄振興特別措置法
おき‐せんどう【沖船頭】
江戸時代、廻船(かいせん)に乗り込み、船長として実務についた責任者。→居(い)船頭
おきだいとうかいれい‐なんぽうかいいき【沖大東海嶺南方海域】
沖大東島の南西に伸びる海嶺のある海域。日本が国連に大陸棚延伸を申請し、北部が平成24年(2012)に大陸棚限界委員会に認められた。海底にコバルトリッチクラストの埋蔵が期待されている。
おき‐つ【沖つ】
[連語]《「つ」は「の」の意の格助詞》沖の。沖にある。
おき‐つ‐うみ【沖つ海】
海の沖のほう。沖合の海。「—みなそこ深く思ひつつ裳引き馴らしし菅原の里」〈夫木・三一〉
おき‐つ‐かい【沖つ櫂】
沖をこぐ船の櫂。「—いたくな撥(は)ねそ」〈万・一五三〉