おきのしま‐いせき【沖ノ島遺跡】
福岡県の沖ノ島にある遺跡。海上交通に関する国家的祭祀の場であったらしく、鏡・玉・石製模造品など豊富な遺物の中には、朝鮮・中国・ペルシアから渡来したものも含む。 [補説]沖ノ島は、平成29年(20...
おき‐のり【沖乗り】
船が、陸の見えない沖で星などを頼りに航行すること。陸地の目標物を頼りに沿岸を航行する地乗り・地回りに対していう。
おき‐へ【沖辺/沖方】
《「おきべ」とも》沖のほう。沖のあたり。「—より潮満ち来らし可良(から)の浦に」〈万・三六四二〉
おき‐まち【沖待ち】
[名](スル)船舶が港に入れないときに沖合で待機すること。
沖(おき)を越(こ)・える
《海辺の「辺」を「へた」と読むことから「下手」にかけ、海辺の反対の「沖」を上手(じょうず)の意にとって》技芸などがすぐれた境地に達する。沖を漕(こ)ぐ。〈俚言集覧〉
おしか‐はんとう【牡鹿半島】
宮城県東部、太平洋に突き出る半島。リアス海岸で、漁港が多く、先端にある属島の金華山の沖は好漁場。
おそば‐ちたい【遅場地帯】
農林水産省が米(水稲)の作柄を調査する際の区分の一つ。早場地帯の19道県と二期作を行う沖縄県を除いた27都府県。
お‐だいば【御台場】
江戸幕府が江戸品川沖に築いた砲台。特にそのうち、品川台場をさす。 ⇒台場
おつるい‐しょうちゅう【乙類焼酎】
焼酎の種別の一。単式蒸留機で1回だけ蒸留した焼酎。芋や麦、蕎麦など原料の風味が残るのが特徴で、九州・沖縄地方での伝統的な焼酎の製法。泡盛もこれに分類される。焼酎乙類。本格焼酎。→甲類焼酎
おなり‐がみ【おなり神】
《「おなり」は姉妹の意》沖縄・奄美(あまみ)群島で、兄弟を守護するために、その姉妹が持っている霊力。古代、沖縄では女性は巫女(みこ)の役割を持ち、その兄弟を守護するのが任務とされた。