しぼう‐ゆ【脂肪油】
油脂のうち、常温で液状をしている脂肪。大豆油・ごま油など。
しょうい‐だん【焼夷弾】
敵の建造物や陣地を焼くことを目的とした砲弾や爆弾。可燃性の高い焼夷剤と少量の炸薬(さくやく)を充塡(じゅうてん)する。黄燐(おうりん)焼夷弾・油脂焼夷弾・エレクトロン焼夷弾などがある。
ショートニング【shortening】
製菓・製パンなどの際、口当たりを軽くするために加える油脂製品。植物油に水素添加を行って固形にしたものが主材。
しようせい‐ビタミン【脂溶性ビタミン】
油脂に溶けるビタミン。ビタミンA・D・E・Kなど。必要以上に摂取すると体内に蓄積し、ビタミン過剰症を起こすことがある。油溶性ビタミン。
じどう‐さんか【自動酸化】
空気中の酸素により常温で生じる酸化反応。植物油や魚油などの食用油を放置しておくと品質が低下する現象。ゴム、プラスチック、油脂などの劣化の原因となるため、酸化防止剤が添加されることが多い。
じんぞう‐せきゆ【人造石油】
動植物油脂・樹脂・テレビン油などに酸性白土を加えて乾留してつくった石油類似物。石炭・油母頁岩(ゆぼけつがん)・天然ガスなどを原料とすることもある。合成石油。
すいさん‐かこうぎょう【水産加工業】
水産物を原料または材料として、食品・飼料・肥料・油脂・水産皮革などを生産する産業。
すい‐そ【水素】
非金属元素の一。最も軽い気体元素。無色・無臭・無味。燃焼させると淡青色の炎を上げ、酸素と化合して水を生じる。水を電解するか、亜鉛に希硫酸を作用させると得られ、工業的には石油を分解してつくる。アン...
ステアリン‐さん【ステアリン酸】
飽和脂肪酸の一。無味・無臭の白色の結晶。水には溶けず、有機溶媒に溶ける。グリセリドのステアリンとして油脂の主成分。せっけん・ろうそくなどの原料。化学式C17H35COOH
せっ‐けん【石鹸】
洗剤の一種で、ふつう、ステアリン酸・パルミチン酸など高級脂肪酸のナトリウム塩またはカリウム塩。動植物の油脂を苛性(かせい)アルカリで鹸化するか、脂肪酸をアルカリで中和して作る。水溶液は水の表面張...