石鹸（せっけん）とは？意味・読み方・使い方

ブックマークへ登録

せっ‐けん〔セキ‐〕【石^×鹸】
の解説

洗剤の一種で、ふつう、ステアリン酸・パルミチン酸など高級脂肪酸のナトリウム塩またはカリウム塩。動植物の油脂を苛性 (かせい) アルカリで鹸化するか、脂肪酸をアルカリで中和して作る。水溶液は水の表面張力を低下させ、起泡・乳化力をもち洗浄作用を示す。広くは金属石鹸なども含めていい、脂肪酸・樹脂酸・ナフテン酸などの金属塩の総称。洗濯・化粧・薬用・工業用などに使う。シャボン。

類語

出典：デジタル大辞泉（小学館）

石鹸のカテゴリ情報

出典：デジタル大辞泉（小学館）

［物理・化学］の言葉

［物理・化学の言葉］の言葉

石鹸の前後の言葉

石鹸の慣用句・熟語(1)

出典：デジタル大辞泉（小学館）

せっけんせき【石鹸石】

１モンモリロナイト族の粘土鉱物の一。サポナイト。２滑石の一種。

石鹸の例文(30)

出典：青空文庫

･･･硝子障子をあけると、石鹸だらけになっていた父へ旦那様何とかと声を･･･芥川竜之介「少年」
･･･それが濡手拭と石鹸の箱とをそっと胸へ抱くようにして、何が怖いのか･･･芥川竜之介「妖婆」
･･･とは、黒人種がいくら石鹸で洗い立てられても、黒人種たるを失わない･･･有島武郎「宣言一つ」

もっと調べる

新着ワード

goo辞書とは

goo辞書は無料で使える辞書・辞典の検索サービスです。1999年にポータルサイト初の辞書サービスとして提供を開始しました。出版社による信頼性の高い語学辞典（国語辞書、英和辞書、和英辞書、類語辞書、四字熟語、漢字など）と多種多様な専門用語集を配信しています。すべての辞書をまとめて検索する「横断検索」と特定の辞書を検索する「個別検索」が可能です。国語辞書ではニュース記事や青空文庫での言葉の使用例が確認でき、使い方が分からない時に便利です。