
1 左と右。また、かたわら。さゆう。「—の手」
「識 (さと) り難くして、—を顧みる」〈今昔・九・二七〉
中国の国名。
おきな。老翁。
「舟に乗りたる—の帽子したるが」〈宇治拾遺・六〉
天子に申し上げること。また、その文書。「遺令 (いりょう) の—」
まばらに降る雨。
「颯々たる西風に—を吹き来て」〈菊亭香水・世路日記〉
琵琶 (びわ) の胴。
古代中国で用いた土製などの蒸し器。湯を沸かす鬲 (れき) と合わせて甗 (げん) とする。こしき。
⇒しゅう
⇒ぞう
《surface acoustic wave》⇒弾性表面波
然うは烏賊の金玉
「そうは行かぬ」の「いか」に「烏賊 (いか) 」を掛け、そうはいかないということをしゃれていう言葉。
然うは問屋が卸さない
そんな安値では問屋が卸売りしない。そんなにぐあいよくいくものではないというたとえ。 [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「そうは問屋が卸さない」と「そうは問屋が許さない」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次のような結果が出た。 平成18年度調査平成27年度調査そうは問屋が卸さない(本来の言い方とされる)67.7パーセント70.4パーセントそうは問屋が許さない(本来の言い方ではない)23.5パーセント23.6パーセント
ソウフィルター【SAWフィルター】
《surface acoustic wave filter》⇒弾性表面波フィルター
出典:青空文庫
・・・亜米利加人はそう言いながら、新しい巻煙草へ火をつけました。「占い・・・ 芥川竜之介「アグニの神」
・・・へ立ったまま、両手を左右に挙げて見せたり、又或時は後へ来て、まる・・・ 芥川竜之介「アグニの神」
・・・かると、忍駕籠につき添うた二人の若党が、漁師たちを急がせて、舟を・・・ 芥川竜之介「或敵打の話」