出典:gooニュース
源氏物語の世界を粘土細工で表現 亀山で展示
髪の毛や十二単(ひとえ)まで粘土で作られた平安時代の女性の人形や、源氏物語に縁の深い花を粘土で精巧に作り上げた作品など、約70点が会場を彩る。 渡辺さんらは源氏物語や作者の紫式部に縁深い京都市や福井県を訪問し、イメージを膨らませてから作品作りに臨んだ。 渡辺さんは「源氏物語の世界に誘いたい。ぜひ見に来て」と来場を呼びかけている。
源氏物語の世界、粘土で表現 亀山で作品展 三重
渡辺さんは「生徒の皆さんには、今年のNHK大河ドラマ『光る君へ」を題材に、源氏物語にちなんだ作品作りに挑戦してもらった」とし、「源氏物語の世界感を楽しんでもらえれば」と話していた。
「『源氏物語』の作者なら男からモテモテだろう」藤原道長からセクハラを受けた紫式部の"絶妙な切り返し"
2007年、『源氏物語の時代』(朝日選書)で第29回サントリー学芸賞受賞。15年、『平安人の心で「源氏物語」を読む』(朝日選書)で第3回古代歴史文化賞優秀作品賞受賞。選定委員に「登場人物たちの背景にある社会について、歴史学的にみて的確で、(中略)読者に源氏物語を読みたくなるきっかけを与える」と評された。各メディアで平安文学を解説。
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げんじものがたりえまき【源氏物語絵巻】
源氏物語の諸場面を絵画化した絵巻物。物語成立以降、各時代を通じて作られ、現存するものも多い。特に12世紀前半の作で藤原隆能 (ふじわらのたかよし) 筆とされるもの(徳川黎明会・五島美術館分蔵)は有名。典型的な作り絵技法によって濃密に描かれ、引目鉤鼻 (ひきめかぎはな) ・吹き抜き屋台などの手法にすぐれる。
げんじものがたりおくいり【源氏物語奥入】
⇒奥入 (おくいり)
げんじものがたりたまのおぐし【源氏物語玉の小櫛】
源氏物語の注釈書。9巻。本居宣長 (もとおりのりなが) 著。寛政8年(1796)成立、同11年刊。源氏物語の本質を「もののあわれ」とし、旧説の誤りを補正、作者・成立・語句などに新解釈を示したもの。
出典:青空文庫
・・・それから源氏物語を読んだが読めればこそ、一行も意義を解しては読めない・・・ 伊藤左千夫「隣の嫁」
・・・適した時代であった。源氏物語は如何にまじないが一般的であったかを語っ・・・ 幸田露伴「魔法修行者」
・・・聖書や源氏物語には音はない。全くのサイレントである。 太宰治「音に就いて」
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