1. 実際にはないのに、あるように見えるもの。また、まもなく消えるはかないもののたとえ。幻影。「死んだ母の—を見る」「—のようにはかない人生

  1. その存在さえ疑わしいほど、珍しいもの。「—の名馬

  1. 幻術を行う人。

    1. 「たづね行く—もがなつてにても魂 (たま) のありかをそこと知るべく」〈桐壺

源氏物語第41巻の巻名。光源氏52歳。紫の上と死別後、その一周忌法要を済ました源氏は、出家の意向を固めて身辺整理をする。
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