[名](スル)船を思う方向に進めるために舵 (かじ) を操作すること。「操舵室」「操舵手」
[助動][そうだろ|そうだっ・そうで・そうに|そうだ(そうな)|そうな|そうなら|○]
    1. ㋐動詞・助動詞などの連用形、形容詞・形容動詞などの語幹に付き、語幹が1音節の形容詞には「さそうだ」、また助動詞「たい」「ない」に付くときは「たそうだ」「なそうだ」の形をとる。様態の意を表す。…というようすだ。今にも…するようなようすだ。「雨が降りそうだ」「彼はいかにもじょうぶそうだ」「自信がなさそうだ

      「後ニ難ノ起リサウナ事ヲバスルナ」〈天草本伊曽保・鳶と鳩〉

    2. ㋑体言、または活用語の連体形に付く。1㋐に同じ。

      「最前から見ますれば旅のお人様さうなが、どちらからござんした」〈伎・吉祥天女安産玉〉

    3. 「おせきはどこにゐる。おれは死ぬるさうな」〈伎・夕霧七年忌〉
  1. 活用語の終止形に付く。伝聞の意を表す。…ということだ。…という話だ。「手術後の経過がよいそうで安心した」「今日の試合は中止するそうだ

    1. 「女郎も好 (い) い男をすてて、醜夫 (ぶをとこ) を見えにするさうだから」〈滑・浮世風呂・二〉

[補説]語源は、「さま(様)」の音変化、あるいは「相」の字音ともいう「そう」に断定の助動詞「だ」の付いたもの。1㋐の「そうだ」は室町末期から用いられ、古くは㋑のように体言や活用語の連体形にも付いて用いられた。一方、2の「そうだ」は江戸時代からみられるが、活用は連用(そうで・そうに)、終止(そうだ・そうな)、連体(そうな)の三形だけである。12とも会話文などでは、語幹に助詞「よ」「ね」「さ」を付けて「降りそうよ」「降るそうよ」などと用いることが多い。なお、1 の終止形「そうな」は、室町・江戸時代に用いられたが、現代語でも古風な表現に用いられる。「そな」となる場合もある。

出典:gooニュース