うま‐に【旨煮/甘煮】
肉や野菜類を砂糖・酒・醤油・みりんなどで濃いめの味に煮あげたもの。
うまれ‐だち【生まれ立ち】
1 生まれてすぐのころ。「—から親はない」〈浄・油地獄〉 2 生まれながらにもっている性質。生まれつき。天性。「—の悪(わり)い野郎なら、おぽっぽで遊びあるいて」〈滑・浮世風呂・二〉
うみべのそうりょ【海辺の僧侶】
《原題、(ドイツ)Der Mönch am Meer》フリードリヒの絵画。カンバスに油彩。荒れた海を背景に一人の僧侶が佇む光景を描いた作品。1810年、「樫の森の修道院」とともに、ベルリン美術ア...
うめがえ‐でんぶ【梅が枝田麩】
でんぶの一。せん切りにしたするめとかつお節・梅干しを合わせ、粉山椒を加え、酒・醤油で煮ていりあげたもの。梅が香。
うめぼし‐あめ【梅干し飴】
1 形や大きさが梅干しに似ている飴。砂糖に水飴を加えて煮詰め、香料・着色料を加え、油をつけて固めたもの。 2 梅酢などで酸味と香りを加えた飴。
うらしま【浦島】
浦島太郎のこと。
謡曲。脇能物。宝生流番外曲。勅使が丹後水の江の浦島明神にもうでると、明神・竜神が現れ、不死の薬を与える。
狂言。大蔵・和泉(いずみ)流番外曲。釣った亀を祖父と孫が助けると...
ウラル‐さんみゃく【ウラル山脈】
《Ural'skie gorï/Уральские горы》ロシア連邦西部を南北に走り、ヨーロッパとアジアとの境界をなす山脈。最高峰は北部にあるナロドナヤ山で標高1894メートル。石炭・石油・...
うるし【漆/漆樹】
1 ウルシ科の落葉高木。山野にみられ、葉は羽状複葉で、小葉は楕円形。雌雄異株で、初夏、黄色い小花が総状に咲く。果実はほぼ球形で白黄色。樹液から塗料をつくり、果実からは蝋(ろう)をとる。中国の原産...
うるし‐ぶぎょう【漆奉行】
江戸幕府の職名。勘定奉行の下で、灯油の支給、漆の収納、社寺の什器(じゅうき)のことをつかさどった。初め、油奉行と漆奉行は別であったが、のち油奉行が廃止され、漆奉行が兼任したので「油漆奉行」と書く...
ウルビーノこうふさいのしょうぞう【ウルビーノ公夫妻の肖像】
《原題、(イタリア)Doppio ritratto dei duchi di Urbino》ピエロ=デラ=フランチェスカの絵画。板に油彩。縦47センチ、横66センチ。対面するウルビーノ公フェデリ...