治(ち)に居(い)て乱(らん)を忘(わす)れず
《「易経」繋辞下から》太平の世にも戦乱の時を忘れず、準備を怠らない。
ち‐へい【治平】
[名・形動]世の中が治まっていて平穏なこと。また、そのさま。太平。「其国の—なるは」〈西村茂樹・明六雑誌二八〉
ち‐みん【治民】
人民を治めること。「—の任に当り」〈田口・日本開化小史〉
ち‐ゆ【治癒】
[名](スル)病気やけがなどがなおること。「足の傷が—する」
ち‐よう【治要】
国を治める最も大切な事柄。
ち‐らん【治乱】
世の中が治まることと乱れること。「—興廃」「弓馬の家にうまれたからは—の首尾をうかがって天下に旗をあげ」〈谷崎・盲目物語〉
ち‐りゃく【治略】
《「ぢりゃく」とも》世を治める方策。治世の策。
ち‐りょう【治療】
[名](スル)《「ぢりょう」とも》病気やけがをなおすこと。病気や症状を治癒あるいは軽快させるための医療行為。療治。「歯を—する」
ちりょう‐けっせい【治療血清】
病原体または毒素を馬などに注射して人工的に作った、抗体を多量に含む血清。血清療法に用いられる。
ちりょう‐しけん【治療試験】
⇒治験2