ぬま‐がや【沼茅/沼萱】
イネ科の多年草。湿地に群生し、高さ約1メートル。根茎は短く、葉は線形。8〜10月、淡紫緑色の穂を円錐状につける。
ぬま‐がれい【沼鰈】
カレイ科の海水魚。全長約90センチ。他のカレイ類と異なり、両眼が体の左側にある。北太平洋の沿岸から汽水域にかけて、また河川中流など淡水域にも生息。かわがれい。
ぬまざわ‐こ【沼沢湖】
福島県西部にあるカルデラ湖。只見川中流域に位置する。只見川との高低差を利用した揚水式発電が行われる。面積3平方キロメートル、湖面標高475メートル、最大深度96メートル。只見柳津(やないづ)県立...
ぬま‐すぎ【沼杉】
ヒノキ科の落葉高木。高さ25〜50メートル。湿地では、根回りの地上に呼吸根を出す。樹皮は赤褐色か灰褐色で、繊維状にはげる。葉は線形で羽状に並び、秋に褐色に色づいたのち、枝とともに落葉。北アメリカ...
ぬま‐た【沼田】
沼のように泥深い田。
ぬまた【沼田】
群馬県北東部の市。江戸時代は真田(さなだ)・本多・土岐(とき)氏などの城下町。木材の集散や木工業が盛ん。奥日光・尾瀬の玄関口。平成17年(2005)に白沢村・利根村を編入。人口5.1万(2010)。
ぬまた‐し【沼田市】
⇒沼田
ぬまた‐ぼんち【沼田盆地】
群馬県北部に広がる盆地。赤城山・子持山・武尊(ほたか)山などに囲まれた三角形の地域。標高は約300〜500メートル。西方の利根川に片品川・蓮根川が合流する。河岸段丘が発達し、上位段丘は畑、下位段...
ぬま‐たろう【沼太郎】
1 スッポンの別名。 2 ヒシクイの別名。
ぬま‐だいこん【沼大根】
キク科の多年草。暖地の湿地や水辺に生え、高さ30センチから1メートル。葉は対生し、長卵形。秋、白い頭状花をまばらにつける。