ねはん‐え【涅槃会】
陰暦2月15日の釈迦(しゃか)入滅の日に行う法会。涅槃像をかかげ、遺教経(ゆいきょうぎょう)を読誦(どくじゅ)する。涅槃講。常楽会。《季 春》「—や心よい日の兆典司(てうでんす)／太祇」
ねり‐くよう【練（り）供養／邌り供養】
１ 寺院の法会で、来迎(らいごう)する諸菩薩(ぼさつ)に仮装して練り歩く仏事。5月14日の中将姫の忌日に行われる奈良の当麻寺(たいまでら)のものが有名。《季 夏》「—まつりがほなる小家かな／蕪村...
ねん‐とう【燃灯／然灯】
１ 法会のとき、供養のため灯をともすこと。また、その灯。 ２ 「燃灯仏」の略。
のざき‐まいり【野崎参り】
野崎観音に参拝すること。浄瑠璃「新版歌祭文」で有名になり、春秋2回行われた無縁経の法会に、屋形船で参拝に来る人と陸路を来る人とがののしり合う奇習があった。
のぼり‐がく【昇り楽／登り楽】
法会(ほうえ)で、導師が高座にのぼるときに奏する楽。しょうがく。
のり‐の‐にわ【法の場】
法会(ほうえ)や説教など、仏事を行う場所。法場(ほうじょう)。「春ごとに嘆きしものを—散るがうれしき花もありけり」〈千載・釈教〉
はた‐ほこ【幢】
《「はたぼこ」とも》上部に小旗をつけた鉾(ほこ)。朝儀や法会で儀仗(ぎじょう)として用いる。
はち‐だいりゅうおう【八大竜王】
法華経賛嘆(さんだん)の法会に列した8体の護法の竜王。難陀(なんだ)・跋難陀(ばつなんだ)・沙伽羅(しゃがら)・和修吉(わしゅきつ)・徳叉迦(とくしゃか)・阿那婆達多(あなばだった)・摩那斯(ま...
はん‐し【判士】
１ 審判をする人。特に柔道・剣道などの審判者。 ２ 旧陸海軍の軍法会議で、審理・裁判を行った武官の裁判官。
ハーグ‐じょうやく【ハーグ条約】
オランダのハーグで締結された条約の略称。 
《ユネスコによる「武力紛争の際の文化財の保護に関する条約」の通称》戦争による文化財の破壊、国外への不正な流出を防ぐための条約。1954年締結。日本は平...
