ほう‐えい【泡影】
水のあわと物のかげ。はかない物事をたとえていう語。ほうよう。
ほうさい【泡斎】
泡斎念仏のこと。また、狂ったように踊り回るところから狂人のことをいう。
ほうさい‐ねんぶつ【泡斎念仏】
念仏踊りの一種。江戸初期、常陸(ひたち)の僧泡斎が、寺院修理の勧進のために江戸市中で始めたもの。数人一団となって、造花を笠に挿し、太鼓・鉦(かね)を鳴らし、踊り狂いながら家々を回って銭を乞い歩いた。
ほう‐なだれ【泡雪崩】
《「ホウ雪崩」とも書く》雪煙が爆風のように押し寄せる大規模な雪崩。ホウ、アワなどの地方名をもつ。乾雪表層雪崩に分類され、時速200キロメートル以上の速さで流れ落ちる。昭和12年(1938)、黒部...
ほう‐まつ【泡沫】
1 あわ。あぶく。「—消火剤」 2 あわのようにはかないもの、問題にならないようなもののたとえ。「—会社」「—候補」
ほうまつ‐こうほ【泡沫候補】
選挙において、当選する可能性が低いと見なされている候補者。
ほうまつ‐むげん【泡沫夢幻】
水のあわと夢とまぼろし。はかないことのたとえ。「—の世」